今回は、家の中に出現するムカデについて説明します。
特に夏場になると、いたるところから出没しますね。
噛まれると痛いので厄介です。
何故、侵入してくるのか?その生態と対策を紹介します。
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ムカデの生態
ムカデ(百足、蜈蜙、蜈蚣、蝍蛆、ムカデ類、英名:Centipede)とは、多足亜門・ムカデ綱(唇脚綱、Chilopoda)に属する節足動物の総称[1]。オオムカデやゲジなどを含め、脚の数が多く、運動性に富む肉食動物である。3000種以上が記載されており[2]、最古の化石記録はおよそ4億2000万年前の古生代シルル紀後期まで遡る[3]。
Wikipedia
家に侵入してくる種類は【オオムカデ】です。
オオムカデ科で『トビズムカデ』『アオズムカデ』『アカズムカデ』がいます。
この記事を書くキッカケになったムカデは、推定20cm以上あるデカい奴でした。
動きも早く、毒があるので厄介ですね。
ただ、ゴキブリを捕食するので、その面から見れば益虫とも言えますけど・・・
見た目が強烈ですもんね。
ムカデの毒について
主な毒の成分は『ヒスタミン』『セロトニン』です。
噛まれると激しい痛みが発生し、傷口が赤く腫れます。
私もシャワーを浴びている最中、小型のムカデに足を噛まれた事がありました。
その時は、患部が火傷したような感覚で痛かったです。毒自体は、命の危険がある訳ではありません。
注意点としては、過去に噛まれたりした経験があると
”アナフィラキシーショック”を発症する可能性があります。
噛まれた後に頭痛・嘔吐など体調の変化が現れたら、すぐ病院へ行きましょう。
ムカデに噛まれた後の処置
43℃~46℃の火傷しない程度の温度で、シャワーを使い5分以上洗い流しましょう。
40℃以下の温度だと、酵素が活性化するので痛みが増し逆効果になります。
また、ステロイドを含んだ軟膏が効果的です。
スポンジなどが付いた患部に直接塗るタイプは、毒がスポンジに付いてしまうので避けましょう。
繰り返しになりますが、体調が悪くなったら即病院で診察してもらうのが良策です。
何故、家の中に現れるのか
ゴキブリ等の捕食対象となる虫を求めて、侵入してきます。
食べかけの物とかを放置していると、ゴキブリが出やすくなるのでマメに掃除するのが大切ですね。
侵入経路
外につながっている箇所なら、どこからでも入ってきます。
多いのが排水口です。
実際に風呂場の排水口から、現れる瞬間を見た事があります。
またエアコンからも出てきた事があり、注意が必要です。
その時、寝ていて私の顔に直撃しました。
噛まれなったので助かりましたが・・・ビックリしました。
エアコンの場合は室外機のホースだったり、壁穴の隙間から侵入します。
対処法
家の周りに忌避剤を撒く事をおすすめします。
この方法が経済的で、かなりの効果がありますよ。
また、排水口にネットを張ると、害虫の侵入を防げます。
エアコンに付いている、ドレンホースの先にもネットを付けましょう。
注意点として、水を排出するホースなので密封させるのは厳禁です。
また室内側の穴に隙間がある場合は、パテ等で埋めましょう。
エアコンを取り付けた際に、ちゃんと施工してあるなら問題ありませんが、適当だと隙間があったりしますので。
徹底的に対策するなら、専門の業者に頼みましょう。
以上で、家の中に現れるムカデの説明と対策を終わります。
小学生の時は平気だった虫も、大人になると対応に困ったりしますよね。
古い家屋だと、隙間が多いので害虫が入ってきます。
あまりにも虫が多い場合は、専門の業者にお願いするのも良い解決策です。
費用面で考えるなら、私が紹介した方法をおすすめします。
忌避剤を撒くだけでも効果はあるので。
害虫に悩まされない生活を送りましょう。
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