今までに釣りに行った際、危険な目に遭ったことはありますか?川や海でも、自然が相手なので、危険にさらされる事もあります。
危険といっても様々ですが、中には命に関わることも・・・
今回は私が磯釣りに行った時、危険な目に遭った事を5項目挙げていますのでご覧ください。
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時化
冬の時期、磯釣りに行ったときの出来事です。
前日に海上予報で時化てないか確認をして、渡船業者にも確認して釣行しました。
当日出航する際も凪で無事、磯に渡りメジナを釣って満喫してましたが・・・
しばらくすると、南方からの風が強く吹き始め次第にウネリが大きくなり、一緒に行った釣り仲間と”ヤバいな”って話してました。
他の渡船業者が続々と回収に来る中、自分たちが乗ってきた船だけ現れません。
電話するものの繋がらなく、段々と波が避難していた高い所まで被るようになります。
やっと迎えに来た時は、接岸が出来る状況じゃ無いくらい時化が凄かったんです。
ですが、何とか船に乗り込めて帰港する時に恐ろしい事に直面しました。
ウネリの波の高さが推定6メーターくらいあり、それが船に向かってきます。
さすがに”あぁ・・・死ぬな”と思いました。
ただ、船頭さんの操縦テクニックが素晴らしく、うまい事、波の高い所を回避しながら、何とか無事に湾内までたどり付いた時はみんな拍手してました。
磯釣りに行って命の危険を直に感じたのは、この時が初めてです。
船頭さんもグッタリしていて、やはり危なかったんだなと思いました。
それからはしばらく休業されてたので、心労が大きかったんだと思います。
転落
これはそんなに大ごとではありませんが、ネタとして話します。
早朝のまだ暗いときに、磯に渡り撒き餌の調合をしていました。
水を汲みにロープ付きのバッカンを持って、瀬際まで行った際に岩に付いていた海藻(岩ノリみたいな)で見事滑り海に落ちました。
ただ、幸いにベタ凪ですぐ磯に上がれました。水汲みバッカンはどこか消えましたけど・・
釣行した仲間もまだうす暗い状況だったので、私が落ちた事には気付かなかったらしいです。
ライフジャケットが役に立ちましたよ。
磯ブーツは着用していましたが、スパイクがすり減っていたので滑ったんだと思います。
こういう所はケチるべきでは無いですよね。
沈み瀬
これは多分、渡船業者のミスチョイスだと思います。
釣り場に到着すると、小さい沈み瀬(5m四方位)に降りました。
大丈夫なのか船頭さんに尋ねると『今日は小潮なので大丈夫!』と言われ不安に駆られながら準備しました。
しかし、船が通る度に波が膝下くらいまで被って来るので釣りどころではありません。
その際にクーラーボックスも流されました。
さすがに危なかったので、連絡して迎えに来てもらい、瀬も変えました。
幸いクーラーボックスも近くに浮いていたので、回収できました。
その日は爆釣でした。
イスズミが
まぁ船頭さんも釣れる磯を選んで渡してくれたのでしょうけど、あれは怖かったです。
落雷
この釣行した日は天気が悪く、雨が降っていました。
ただ風は無く、時化てもなかったので磯に渡してもらい釣りを開始します。
当時は休みも少なく、釣りに行くと決めたら船が出港しない限り行っていました。
メリットとしては、他の釣り客もほぼ居ないので、良い磯に渡してもらえる事も多いですよ。
その時はただ小雨が降っている状況で、別に苦になるような事はなかったです。
ただしばらくすると、雨足が強くなり雷が鳴り出しました。
こうなるとカーボン製の釣り竿は危ないので、しばらく休止です。
でも、収まるどころ次第に激しくなり稲光が見え始めます。
すると割と近くに「バリバリドッカーン!」と爆音がして落雷しました。
間近で聞いた事がある方なら理解できると思いますが、物凄い音です。
あれを喰らったら確実に死にますよ。
さすがに怖くなり、連絡して迎えに来てもらい納竿しました。
実際に釣り中の落雷事故で、亡くなられてる方もいるのでホント用心しましょう。
雷が鳴り出したら、竿をたたんでおいた方が身のためです。
地震
これは過去の記事で少し話した事があります。
実際に危ない目に遭った訳ではないのですが、珍しいので話します。
晴天なうえ、波も穏やかで磯釣りをしていた時の事です。
急に利用している渡船が迎えに来ました。
すると船頭さんが船に付いている拡声器から「チリで地震があったので帰りましょう」と聞かされました。
釣り足りませんでしたが、仕方ないので納竿します。
場所でいえば太平洋なので、数時間後に津波が来る可能性があるみたいですね。
地震があって納竿になる出来事は、この日も含めて過去に数回あります。
チリも日本と同じで、地震が多い国なので仕方ないですね。
以上、磯釣りで危なかった事5選でした。
自然相手だと様々な危険がありますが、ルールを守っていればリスクが減ります。
ライフジャケットにしても、着用していれば船が転覆したとしても助かる率が高くなりますので。
時化で早く納竿になった場合でも、湾内で波の影響が少ない釣り場もあるので、釣り足りない場合は探してみるのも良いですよ。
磯釣りでは船頭さんの言う事に従うようにしましょう。
マナーを守って楽しい釣りライフをお送りください。
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