勤務している会社とかでの健康診断で検査したことのある方はいらっしゃると思いますが、無い方も多いんじゃないでしょうか。
この記事では私が体験した胃潰瘍とピロリ菌について説明します。
そして一人でも多くの人に検診をしてもらい、早めの対処をしてもらう事を願っています。
ピロリ菌って名前と違って怖いですよ。
ピロリ菌を保持していると、胃ガンのリスクが上がります。
特に40代以上で、一度も検査した事が無い方は調べてもらいましょう。
『早期発見、早期治療』が自分のためです。
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胃カメラ検査での結果
会社の健康診断で、病院での検査項目に大体オプションで胃の検査をするかしないかの選択があります。
胃の検査でも内視鏡検査とバリウム検査がありますが、億劫だったのでどちらも受けませんでした。
次の年になり、健康診断の時期にたまたま胃が痛くなっていたので、初めて胃の内視鏡の検査を受けます。
後日、検査結果の用紙が送られて来て確認すると慢性胃炎と診断されていました。
この時は慢性胃炎とか書かれていても大したことは無いと思っていて、自然治癒するだろうぐらいにしか考えてなかったです。
付随して説明欄に『ピロリ菌の検査をおすすめします』とも記入してありましたが楽観的に考えていました。
翌年の胃カメラ検査の結果
たまに胃が疼くことがあっても気にしなかったです。
それからまた健康診断の時期が来て、胃の内視鏡検査をした後にたまたま看護師さんが胃を撮影した写真を持っていました。
その写真には赤い斑点がいくつもあり、気持ち悪いなと思って誰のか尋ねた所、自分自身の胃の映像でした。
その時に大丈夫なのか聞いてみたものの『後日検査結果を送ります』とだけしか答えてくれなかったです。
また後日、通知が来て見てみると今度は十二指腸潰瘍、萎縮性胃炎、びらん性胃炎と酷くなっていて、ただヤバいなと漠然に考ていました。
そこにもピロリ菌の検査をおすすめしますと記入してありましたが、ピロリ菌が何なのか知る由もなく、調べることもしていません。
ピロリ菌とは
正式な名称はヘリコバクターピロリと言う細菌で、通称ピロリ菌と呼ばれています。
日本では40歳以上の人の7割は感染しているらしいですよ。
このピロリ菌に感染していると胃炎、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃ガン等の発生に繋がるリスクが上がると言われています。
ただピロリ菌の保菌者の7割の人が、症状が現れない健康保菌者だと言われているそうです。
唇の端の荒れ
それから3か月後、胃の疼きと共に唇の両端が荒れだして病院(健康診断とは違う所)へ行ったところ、胃の調子の事を聞かれました。
この時にピロリ菌で胃が悪くなると直接担当医に聞かされました。
そのままピロリ菌の検査をしてもらい、陽性反応が出て治療することになります。
ピロリ菌の検査には何種類かあり、私は尿素呼気試験で調べられました。
ピロリ菌の検査は、早期胃がん、胃潰瘍、十二指腸潰瘍、内視鏡検査でピロリ菌が原因の慢性胃炎と診断されないと医療保険適用外になるらしいです。
ピロリ菌の除菌治療
3種類の薬を朝と夕方に1週間続けて服用しました。(ボノサップという薬でした)
この間は薬の効果を高めるために禁酒禁煙した方がいいらしいです。
私はタバコは吸わないし、お酒もあまり飲まないので苦になりませんでした。
これで除菌出来る確率は70~80%と言われいます。
ヨーグルトを併用して食べるのも良いですよ。
私は朝夕の食事にLG21ヨーグルトを食べました。
1週間の除菌治療の約4週間後に除菌判定の検査を行い、成功していれば治療は終わります。
除菌に失敗していれば二次除菌治療になります。
治療の効果を上げるためにも薬の飲み忘れや喫煙、飲酒は避けましょう。
コーヒーも除菌中は良くないらしいです。(薬の効果が弱まるため)
有難いことに私は一回目で除菌に成功しました。
除菌出来たからと言っても、胃ガンなどの病気にならない訳では無いので定期的に胃の内視鏡検査は受けておきましょう。
除菌に失敗した後の二次除菌
初回の除菌治療に失敗したら二次除菌治療を行います。
失敗する原因としては他の薬を併用していたり、飲み忘れたり飲酒したりと行ったことが挙げられるらしいので、禁止事項を守って除菌を成功させましょう。
また医療保険が使えるのが二次除菌までなのでここで失敗すれば全額自腹になります。
そのまま放置していたら胃ガンになっていた可能性もあります。
診断結果だけ見ても実感もないのでピロリ菌の検査と書いてあっても普通に流していました。
この記事を見られた方で、ピロリ菌に感染している方が居れば除菌をおすすめします。
全額保険非対応だったとしても、もしも進行が早ければガンになる可能性も上がるので、なってしまってからは大変だと思いますので、除菌しておきましょう。
また年に一回は内視鏡検査をして、悪くなっている所が無いか調べてもらいましょう。
この記事を見て、自分の体に気を使ってくれる方が増えたら幸いです。
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